MATSUE THE TOWERについて
松江市民で知らない人はいないという有名なマンション「MATSUE THE TOWER」のモデルルームを見に行ってきました。このマンションは、京阪電鉄不動産とタカラレーベンのJVによる準タワマンとも言われる高層マンションで、松江の殿町という歴史的な城下町に立てられることで反対運動が起こっています。
松江市長がこのマンションの建設見直しを求めてデベロッパーと協議したりしましたが、景観審議会を通過してしまった案件なので、今さらどうすることもできないようです。松江市役所や景観審議会が惰性で仕事をやっていたことがそもそもの問題で、京阪電鉄不動産やタカラレーベンに過失はなく、この結果は受け入れるしかなさそうです。
このマンションを購入するとしたらどういう問題があるか、モデルルーム見学を通して思ったことを書き残しておきます。
・高層階の眺望はよいが、低層階はそうではない。
・マンション南側の駐車場が将来開発されて、景観や日照の問題が発生する可能性がある。
・歴史的城下町ではあるが、生活者目線ではイオンも遠くて暮らしにくそう。
・JR松江駅まで徒歩圏内ではなく、松江市外とのアクセスは便利とは言えない。
・平面駐車場ではないので、毎日の生活で車を使う人には不便である。
・「水の都」と呼ばれる松江の中心部にあり地盤が心配である。
・共用スペースのゴルフシミュレータやカラオケルームは不要である。
逆に購入者にとって、このマンションのメリットは以下に尽きると思いました。
・このマンションによって松江市の景観規制が厳しくなったため、このような高層マンションが周囲に立つことは今後なくなり、希少性ゆえの将来価値がある程度保証される。
・松江では珍しい都市ガスがひかれているので、ガス代が節約できる。
これはただの個人の感想です。
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